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そよ風のように

2月11日 函館・熱帯植物園へ 2

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ブーゲンビリアのピンク色や紫色のところは
たぶん紫陽花と一緒で額が変化したもので、
真ん中に伸びていて咲いているのが花だと思いますが、
かわいいですね~  ^^
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2月は自分の誕生月だけど、一番寒いことが多くて、
本州の花だよりを見ると、無性に花が恋しくなる。
お花屋さんで買おうかとおもうけど、
好きな花はいい状態の花が見つからないことも・・・
ネットのブログで見せて頂いて我慢してるけど、
昨日は見に行きたい~と頼んで。^^
入場料 大人 300円
滞在時間 約1時間でした。
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中心部の池みたいなところにソメイヨシノの大きな枝が数本つけてあった。
五稜郭公園で剪定したのかな・・・。
この季節だったか、五稜郭公園を歩いているとそんな光景を見かけることもあったと思う。
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ピントを合わせるのが難しい。
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切り取られた枝のソメイヨシノはピンク色にならないことが多いと思う。
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今が見ごろかも・・・
来週にはもう散ってるね。
次へ行くぞ~と言われても粘ってた。^^;
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枝の足元には
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水が深い方には錦鯉がいたけど、上手く撮れない位置だったのであきらめて、
向こう側の花を
(名札を探したけど、よくわからなかったのです)
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続く
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2月12日(月)
仕事が休みでも、何時に寝ても、いつも同じくらいの時間に目が覚める。
体内時計?
仕事のことを考えたくないから、PCの前に。
その前に今朝はもう15年くらい前に亡くなった伯父のことを思い出した。
退職してから群馬県の水上町で伯母と二人、仲良く暮らしていた。
偶然の出会いから再会(初めて会った記憶は物心がついた頃だったけど)して、
手紙のやり取りをしていた。

その頃に初めて書いたエッセイ?小説?

       山のかなたに ・・・1991.3月に作成
   墓碑銘

 秋桜といわれるコスモスが、道の両側に列を作って咲いていた。私は1歳になっ
たばかりの娘と5歳の息子を連れて,祖父の七回忌に来ていた。群馬県の北東部にあ
る山あいの小さな村は、今でも共同墓地に、土葬で死者を埋葬している。中風で数
年の間寝たきりだった祖父は、私の結婚式が終わるのを待っていたかのように、コ
スモスが満開の秋に他界したのである。
 7回忌を行ったその日、私は墓地からの帰りに、我が家の敷地(墓地としての権
利をもっている一角)にまだ新しい墓石を見つけた。墓碑銘が谷口宗一郎となって
いる。そして、隣には妻 佳江と並んでいる。その名は母の別れた夫、つまり私の
父親の兄にあたる人の名前である。あれ、いつ亡くなったのだろう。確か2年前に
来たときはなかったはずなのに・・・。いつもは父親に関してあまり会話しないの
だが、その時ばかりは、「母さん、おじさんはいつ亡くなったの。」と聞いてしま
った。母の話によれば、母も驚いたらしい。お墓の掃除に来たら、突然、自分の敷
地にもう今は何のつながりもない人の墓石が立っている。いったいどういう事にな
っているのか、伯父に連絡をとり、事の次第が明らかになったということである。
伯父には子供がなく・・・

馬鈴薯の花
柿の木のある道で
山のかなたに

と続いて最後の方に

そして、12月のある日、伯父から届いた手紙のなかに、
「手紙を読みながら、ふと島崎藤村の生地信州馬籠、藤村記念館の入口にある藤村直
筆になるブロンズのレリーフ 血につながる故郷 心につながる故郷 言葉につなが
る故郷  の三行から言葉を思い出しました。ご存知の様に彼の生地であり『夜明け
前』の舞台になった所だけに、これらの文字の背景にある故郷への思いがよくわかる
ような気がして、何か切ない感じで共感するものを覚えました。
 私も小学校を卒業した当時、よく椎坂峠から北へ数坂峠へ続く稜線を登り、春先の
霞の奥に上越国境の山々が、残雪を輝かせている山並みを眺め、カール・ブッセの詩
句、ヘルマン・ヘッセ、吉田弦二郎の短文を口ずさみながら、訳もなく涙ぐんだりし
たものです。それは、いつの日かこの故郷を捨てる事を、心のうちに描いていたから
違いありません。・・・」と書かれているのを読みながら、私が十代のある日に抱い
ていた思いを思い出さずにはいられなかった。・・・

祖母は年が明けてから、家族に見守られながら、永久の眠りについたし、母はこの春、
20年以上勤めた職場を退職して、陽の当たる新し家で新たな一人暮らしを始めた。
故郷も人も変わっていくけれど、藤村のレリーフの言葉のようにどこかでつながって
いると信じたい。・・・

伯父と撮った写真はベットのそばのガラスの本棚に入ってる。
息子の大学入学が決まった年・3月に、永遠の別れをしたが、今の息子の様子も見守っ
ていてくれるだろう。
あの頃、自分の気持ちを整理したくて、使い始めたワープロで書いた物だけど、いい記
念だな・・・。山登りや写真、読書も好きだった、人工透析を続ける日々のなかで、10
年くらいは手紙のやり取りが続いていただろうか。実家に帰ると水上を訪れたくなるよ。











by sazanka2011 | 2017-02-12 07:09 | 函館の街 | Comments(4)
Commented by fotografkei at 2017-02-12 16:04
こんにちは御健在の由ほほえましく拝見いたしております。
別地の便り、これほど違うものかと感動を覚えます。昨日は小雪も舞い一部白く姿を変えました。
雪カワセミを、と言うほどの積雪もなく今年はすでに撮り収めたゆえ家事に専念と相成りました。
花の便りを北の地から頂くとはなんとも早身のこなしが億劫になったと自覚するのであります。
写真にも勝り文才を発揮されるsazankaさんには感服いたします。もう少し暖かくなりましたら花の撮影にでも出掛けようかと、儘になりますれば、、、
今しばらくこの寒さも続くようです。御身大切に!
Commented by moriwoaruku13 at 2017-02-12 20:28
こんばんわ (^^♪
私の唯一の資格は自然観察指導員です

ですから花や動物の写真を載せると つい名前を書かなくてはと思います

でも名前がない方が気持ちが楽で いいですね!

冬は寒さに弱いので ボランティアの仕事は4月頃からお願いしました

木々の中を歩くと気持ちが楽で生き生きしますから(^^♪

時々は街中へ行きますが 一寸冬ごもりです

でも雪どけしたら気温が低くても まいにち森歩きが生きがいです 歩けないので冬はさみしいです

Commented by sazanka2011 at 2017-02-12 20:44
fotografkeiさん こんばんは
コメントをありがとうございます。
今日は少し遅い、私の誕生会でした。
義父母が大きなケーキを買ってきてくれて、息子も大きなバックを。家人はいつも以上に料理の腕をふるって・・・私のリクエスト、お稲荷さんと海苔巻きがメインで、茶わん蒸しや空揚げを作ってくれました。
時間がなくなり、お稲荷さんをつめたのと、海苔巻きにしたのは私ですが・・・。^^;
赤ちゃんが産まれたばかりのお嫁さんにはお土産でいろいろもたせました。

fotografkeiさんのコメントは私にとって、お祝いみたいな感じです。
ブログを拝見していると、いろんな知識がたくさんあって、すごいな~と思っているので、私の文章は恥ずかしいのですが、当時の自分が何を思っていたのか、書いてみてわかることがあると思いました。
ご家族の介護、大変だと思いますが、いつか、また、自分も誰かに助けてもらうときが来ると思って・・・ですね。^^
Commented by sazanka2011 at 2017-02-12 20:49
mimoriさん こんばんは

自然観察指導員、素晴らしい資格ですね。^^/
自然観察、森を歩くこと、私も大好きですが、指導員にはなれないでしょう。
いろいろ調べても、忘れてしまうことがあるので・・・。^^;

森や林を歩いて、季節の花や鳥、昆虫・・・いろいろ発見するのは楽しいですね。
熊やスズメバチ、蛇など怖いものもありますが・・・。
札幌の公園はいろいろあって、まだ行ったことのないところがたくさんあるので、娘がいる間に散策するのが楽しみです。
春が来たら、いろいろ紹介してくださいね。
いつもの散歩道の様子も、季節ごとに変わっていくと思いますし・・・。
水彩画の方も楽しみです。^^/